仮設トイレのブログ

マンホールに直接仮設トイレ。

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この度の台風は風が非常に強く、暴風域もとても広い範囲に及んでいました。 

日本では豪雨災害、地震災害と続いているのでともて心配でした。。

東京都ではJR在来線が昨日の20時で運行を中止決定したり、空港閉鎖や飛行機の離発着

も早々に中止が決定したり、アーティストによるイベントの中止などと今までには無い

素早い対応に感動しましたし、安心感をおぼえました。

台風が来ると分かっていても電車にのって日本人は会社にいきますよね。。そして結局

は車内で缶詰状態になる。強制なのか会社側にも問題があるように思えますし、日本人

故の真面目さなんでしょうか。。

なんといっても身の安全。これにつきるのに。

私の知り合いの会社ではこのような場合に備えて、テレビ電話やPCのみで最低限の仕

事が出来る仕組みになっているそうです。

危機管理能力も会社全体、社会全体、個々人と大切な時代にようやくなって来ました。

数々の悲惨な自然災害等を通し、それを教訓として行政や自治体などのお陰で日本の災

害対策が前進していっています。

今では災害などでは聞き慣れた「仮設トイレ」。

こちらも様々な進化を遂げている事は過去のブログでUPしたとおりです。

その中のひとつに「マンホールトイレ」があります。

災害が起こると水が断水したり、汲取り業者が来れない状態に有る事があります。

このマンホールトイレはその名の通りにマンホールの蓋をあけてマンホールに洋式トイレを組立てます。いうまでもなくプレイバシーの為にシートで覆われています。

利用後はマンホールに直接排泄物が流れていきます。

国土交通省「マンホールトイレ整備・運用のためのガイドライン」を作成したくらい

災害時には欠かせないトイレです。

汚いトイレを利用したくなくて、被災者が水分を取らない事があります。

しかし、これは大変危険な行為で脱水症状などから様々な危険な症状を生み出します。

目眩や吐き気、精神不安定、動悸など最悪は死に至る事もあります。

特にご高齢の方は注意が必要です。

二次被害とも言えるこんな事があってはいけません。

こういった事を防ぐために沢山の会社さんや人々が努力してくれている事には本当に感

謝しかありません。

 

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